平成29年10月9日、朝霞の人気カフェ店『hana cafe（ハナカフェ）』さんで
『文学食堂」という1日限定のコラボ店がオープン！
貴重な1日なだけに、まいぷれも取材させて頂きました。

『文学食堂』・・・それは「カフェも本も身近に感じて欲しい」そんな朝霞市の地元のカフェと本屋さんの気持ちが合わさり、気持ちの詰まったお店。
本に出てくるメニューを再現し、実際に出てくるメニューが載った本を手にする。
「地元でこんな素敵な企画をするお店があるなんて幸せ」と思いながら料理を待つ時間がとても心地よかったのを思い出します。
お台場でガンダムの実物大を見た時の感動のように、大好きな本に登場した料理が目の前に出てきた時の感動は、似たものを感じます。実際に食べられるなら尚更。
料理が出てきた時は感動で写真をこれでもかと撮りたくなりました。

◆写真は「和御膳　ドリンク付」1,500円。
・『茨木のり子の献立帖』に出てくる「グリーンピースご飯。
・直木賞作家　角田光代さんの『彼女のこんだて帖』の「ほうれん草とささみのからしあえ」
・きんぴらゴボウ
・『檀流クッキング』檀一雄の「豚ヒレの一口揚げとエビの変わりあげ」
「私は買い出しほど好きな仕事はない」という文壇随一の名コック檀一雄が残したひと味違う家庭料理。
・濃醤（こくしょう）
・鶏卵豆腐（たまごどうふ）
・1728年（天明2年）5月に出版され大ベストセラーになった『豆腐百珍』のレシピをベースにhana cafeさんがアレンジした豆腐料理2品。

◆シナモンロール
右下の写真は、群ようこさんの『かもめ食堂』に登場するシナモンロール。
チエノワの塩澤店長オススメの一品。

このように本に出てきた料理が1つの御膳になっています。
色鮮やかで今風にオシャレに盛り付けられているのは流石ですね！
グリーンピースご飯はほんのり塩気があり他の料理との相性も良かったです。
一番の驚きは写真の一見卵な料理。実はこれ、おそらく白身は豆腐で黄身の所は人参です。
体に優しいあっさりしたホッコリした味わいでした。

CHIENOWA BOOK STOREの塩澤店長がホールとして案内していただけるのもこの日だけの限定。
本の事を直接聞けるのも嬉しいですし、料理に出てきた本を直接買えるのもいいですよね！

まいぷれ編集部スタッフが知る限りでは、このような斬新な企画のコラボ店は聞いた事がありません。
おそらく全国探せばあるのでしょうが。
朝霞という地元でこのような素敵な試みが行われている事に感動と尊敬を抱きつつ完食しました。

やっぱり地元愛っていいですね！！
当エリアにはこのような気持ちを持った方々がたくさんいます。
これからも地元のお店を応援していきます！
「hana cafe」さん、「CHIENOWA BOOK STORE」さん、ありがとうございました！！

『hana cafe 』まいぷれページ
『CHIENOWA BOOK STORE』ホームページ