まいぷれ編集部くのっちです。

連日、高齢者の事故のニュースが流れています。
朝霞・志木・新座・和光のエリアにおいても他人事ではないですよね。

私の父親も77歳・・・「そろそろ運転免許返納を考えた方がいいのでは？」と考えていました。
体も心も健康だし、本人に訪ねてみましたが返納の自覚はあるとの事。
ただ、田舎は車がないと買い物にも行けません。車がないと歩いて重い荷物を持って帰って来なければいけないですよね。
父親は買い物の行き来だけにするように気を付けると言ってくれました。ただ、ずっと育てた子供から、いわゆる「子供から親に指示をされた」という気持ちであまり気分が良い事ではなかったと思います。
このような形できっと親と子供の間でも大変難しい問題かと思います。

高齢者の運転問題について少し疑問に思っている事があります。
ー年齢で決められないのではないか？
ー都会は不自由しないが車でしか移動が出来ないエリアはどうするのか？
ー高齢者ばかりが騒がれているがニュースで取り上げられているだけで全体としてはどのぐらいの割合か？
ーはたして高齢者だけが危ないのか？若い人のスピード運転・あおり運転なども危ないのでは？
ー携帯を見ながらの運転の方が良くみかけて危ない気がするが？
ー自動ブレーキは本当に安全か？

上記以外にも色々と考える事が出てきて答えがどこにあるのかわからない状況です。
せめて今出来る事をやっておくのはいかがでしょうか？

そこで高齢者を問題視する前に、たまたまストレッチジムのインストラクターの方とお話した内容をお伝えします。


＜ウィンズストレッチスタジオホグレル　インストラクター：小野哲孝さん＞
ーお聞きします。高齢者の運転についてどうお考えですか？

小野：年齢によるものも確かにありますが、現在の運動能力など体を動かせる事や関節の動きも重要ではないかと考えています。

ーもう少し体の反応や体について詳しく教えていただけますか？

小野：人はハッと思った時には身体が急に硬直するようにかたまってしまいます。
頭の中でイメージしても身体が動くまでに時間がかかってしまったり、思った以上に動けていないケースも考えられます。「ブレーキをしっかり踏んだ」と言うコメントも取り上げられますが、足首や股関節が無意識に固まり、ブレーキまで足が移動しなかった可能性も考えられます。
また薬の副作用なども（※薬などは断言できないためあまり入れない方が良い？？）、発作の原因と考えられると専門家の意見が寄せられています。

ー咄嗟の判断の時に身体が硬直してしまうのは一瞬の心の問題と関節の問題があるという事ですね。
ではどうしたら備えておく事が出来るでしょうか？何か対策はありますか？

小野：日頃から自分の身体の動きを知っておくことが重要ですね。
ゴルフ練習場にあるストレッチスタジオでは来場者の多くが50～80代。
こちらに通う人たちも筋肉や関節の衰えを感じながらも、具体的な処置を行っている人はまだ少数です。
スタジオに来ている人の中でも健康的な人の特徴は、日頃の身体を動けるようにするため、筋肉や関節の柔軟性、生活に必要な筋力維持・向上のために、専門のトレーナーにサポートをもらいながら衰えを防いでいます。
みなさんはとっさの判断でも、動ける準備を日々行っているでしょうか？？
トレーナーの私が見ても危ないと思うことは、「関節可動域の低下」「筋力不足による歩行速度の低下」「痛みや疲れからくる運動不足」「階段や坂道の上り下りがつらい」と言った人たち。
特に、定年退職後から外出の機会が減ったり、運動の機会が継続して行なえていない人は、とあるタイミングで先に述べた事が出来なくなっていることに気づきます。歩くのがつかれるから、楽な車での移動に頼ることは、健康的な年齢を一気に衰えさせてしまっています。
年齢と共に身体が辛くなってくると車に頼る。楽な方に行ってしまいますよね。
でも、定期的にストレッチやウォーキングを行う事で、体力（柔軟性や最低限の筋力）を専門のトレーナーにチェックしてもらい、自身の状態を客観的に把握してもらうことは物凄く大切な事なんです。
実は車の運転と同時に定期的な運動・ストレッチなどを行っておくと、咄嗟の判断にも対応でき、アクセルの動きも変わってくると考えています。
運転免許の返納も大変重要な事だと思っています。とはいえ、生活に支障が出るという方は一度、ストレッチを取り入れる事をおすすめします。
もちろん、私の所にご相談いただいても構いません。お近くの整骨院などにご相談もいいと思いますよ。
当スタジオの方々がストレッチを取り入れた方からは「短時間で身体の動きが軽快になった」「片足立ちで靴下をはける」「生活の中でのつらいコリが解消されてきた」など、健康的な生活を手に入れ始めています。
そして運転もしやすくなっています。
ぜひ一度、運転と同時に健康についても考えてみて下さい。

ー運転と同時に身体の反応を日頃から動かして備えていく事が大事なんですね。今日はありがとうございました。

小野さんのお話を聞いて、健康管理も安全運転に関わっている事がわかりました。
ご自宅でも出来ます。ストレッチを取り入れてみてはいかがでしょうか？
皆さんも安全運転で。私も安全運転を心掛けます。

高齢者の運転免許返納問題。
まず健康を気遣い、体を動かず事からはじめてみて下さい。


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協力：ウィンズストレッチスタジオ「ホグレル」小野哲孝さん
〒352-0016 新座市馬場4-10-40
電話番号 080-5013-2313
メールアドレス ono.aletta@gmail.com
ウィンズストレッチスタジオ「ホグレル」

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