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まいぷれ編集部が行く!

朝霞市「初」の児童発達支援センター「元気キッズ チルズ」がオープン!

児童発達支援センター「元気キッズ チルズ」の開園記念セレモニーを取材してきました!

ロープをみんなで一つに結び、人と人の縁を結ぶ儀式「Tie the Knot(タイザノット)」

全力で地域の力に!

 

2022年6月1日、すっきりと晴れた気持ちの良い日に「元気キッズ チルズ」の開園セレモニーが行われました! 

朝霞市「初」となる児童発達支援センターの開所という事で、まいぷれ編集部も楽しみにしていたセレモニー。

 

セレモニーでは、元気キッズグループと皆さまを「強い絆」で結びたい、という思いからテープカットに代わり「Tie the Knot(タイザノット)」の儀式も行われました!

書道家・金澤翔子さんがパフォーマンスを披露。その様子は後ほどご紹介!

1985年誕生。東京都出身。5歳より母の師事で書を始める。20歳・銀座書廊で個展。その後は数々の美術館や海外での個展を開催。NHK大河ドラマ「平清盛」題字制作。東京2020公式アートポスター制作 他

「元気キッズ チルズ」のご紹介

 

朝霞市「初」となる児童発達支援センターは、田園が広がるのどかな場所に開設。

道路の向かいには「わくわくドームが」あり、自然豊かな場所です。

 

保育園や児童発達支援事業を運営する「株式会社SHUHARI」が元気キッズグループとして、これまでの保育、療養施設で培った経験を活かし、当社初となる児童支援発達センターを開所。

 

経験豊富な保育士、指導員と言語聴覚士、作業療法士、理学療法士、臨床心理士などの専門家と共に、一人ひとりの発達にあった指導方針を設定し、保育・療育を行います。

 

肢体不自由児、医療的ケアが必要な児童へも看護師・保育士による療育支援体制を整えています。相談支援事業も併設。

 

元気キッズだけでなく、市内外の適切な福祉サポートの利用計画を練り、解決方法を提案する事で、より地域の療育支援が進む活動を展開していきます!

田園に囲まれたのどかな場所に建設された「元気キッズ チルズ」

中庭をぐるっと囲んだ直線の廊下

木目調の温かみのある部屋

発達に悩みを抱える子供と、その家族のために

元気キッズグループ代表・中村敏也さんの挨拶

20年後の子供たちの姿を見据えて、今出来ることを全力で取り組みたい

元気キッズは2004年、志木市に子ども主体の保育を目指しスタート。

その後17年目に、朝霞市から地域の核となり中心となる児童発達支援センター設立の委託を受け、中村氏は大きな変革を感じとり、改めて「元気キッズ」の園名の意味を見つめ直すことに。

 

過去に経験した、自身の不甲斐なさや悔しい思い、苦い経験など、社会の様々な問題にぶつかる度「子供たちの笑顔のために」そう思いながら活動を続けてきました。

 

これから先チルズでは、相談支援事業を併設し、市内外の適切な福祉サービスの利用計画も考えています。

 

「もっとわが子のできる事、不得意な事を知りたい」「今の時期にできる事をしてあげたい」と思っている保護者の皆さまと一緒に、健やかな成長と丁寧な子育てサポートをして行きます。

 

社会全体で子育てができるよう、全力で地域の力に!

 

 

 

 

元気と感動とハッピーを! 書道家・金澤翔子さん

ダンスも披露!この衣装はもしや・・・

園を象徴する作品として「元気キッズ チルズ」にて展示

セレモニーの目玉となるのは、書道家・金澤翔子さんのパフォーマンス。

「元気キッズ チルズ」の思いに共感し駆け付けてくれました。

 

私自身、初めて見る書道パフォーマンス。

始まるや否や、シーーッン! と静まり返る空間に緊張し、食い入る様に見つめました。

書道パフォーマンスが、見る側もあれ程に集中力を使うとは思わず・・・。

終わると同時に、ホッと緊張の糸が切れました。

 

出来上がったのは園を象徴する「元気」の文字。

大胆で、真っ直ぐな心が表れるような筆跡。

 

金澤さんは「元気と感動とハッピーを届ける」そう思いながら書いたそうです。

 

しかし! 力強く文字を書かれた後、これで終わるかと思いきや・・・

 

何やらお着替えタイムの金澤さん。

スマホに曲を流すよう指示を出し、私たちは何が始まるの?とザワザワ・・・

ぼんやり待っていると、目にしたのはまさかのあの衣装!あの世界的ポップスターのあの名曲!

(誰だか分かります?)

金澤さん、心のままに一曲踊り切りました。ほんと楽しかったです!

明るく、真っ直ぐな彼女の空気は会場全体に広がっていました。

機会があるなら、書道パフォーマンスとダンスもまた観たいなぁ。

 

 

 

センター開所を節目に、新しくブランドロゴをリニューアル!

GENKIを体現するブランドシンボルマーク

アーティストのTAKAHASHI HIROKO(高橋理子)さん。ブランディングを担当

元気キッズが考える「GENKI」とは

「子どもが生き生きと遊んでいる」だけでなく、集中して遊ぶ姿、大きな声で泣く姿、べったり甘える姿など、多様な「GENKI」を認め合う保育、療育。これからもその思いを推進し、実現。

 

TAKAHASHI HIROKOさんの、シンボルマークに込めた思い

 

実は中村代表と、同級生の高橋さん。

当初の元気キッズのデザインも担当したそうです。あれから月日が流れ、今回の依頼を受けて、昔お互いの夢を語り合った頃を思い出し、新たなシンボルマークへと変化させました。

 

まず元気キッズの「色んな元気を受け止める」というメッセージ。

また「インクルーシブ(包み込むような)でシームレスな環境を地域に提供する」という会社のミッション。

そこから物事を広く捉え、一つの事に縛られず、緩やかに変化するイメージを心に浮かべたまま、円と円弧を組み合わせ、心の赴くままに描いたモチーフを組み合わせたのが、中央に配したシンボルフェイス。

 

シンボルフェイスのパーツは、組み換えることで様々な表情に変化。

つまり何ものでもないし、何ものにでもなれる柔軟さ。

既成概念や偏見に捉われず、純粋な心で感じとる事の大切さを体現した子供たちの様に、無限の可能性を秘めたロゴマークとなっています。

 

またこのシンボルマークは、元気キッズやいつも朗らかな中村代表の事を考えながら、心の赴くままに描いた形、そう話されていたのが印象的でした。

 

 

美味しい手土産も頂きました♪

 

 

音季菓子処 青柳

和菓子店(饅頭・だんご・羊羹・創作菓子・お餅・赤飯・おはぎ)

創業50年 全て手作り! 季節と心を届ける和菓子職人のお店

朝霞市仲町2-3-27

○中村氏著書の「発達が気になる子どもへの関わり方を教えてください」

○朝霞市ふるさと納税返礼品で人気の「GEs BAGEL WORKS」

○朝霞駅すぐ。まいぷれでお馴染みの「音季菓子処 青柳」

 

焼き菓子は風味がとても感じられて、中身がギュッと詰まった飽きのこない美味しさ!

紅白和菓子は、やさし~い甘さのあんこがとても美味しかったです。

 

オリジナルブレンドで深みのあるCoffeeと共に。

ごちそうさまでした!

まとめ

 

チルズの由来は、英語でチルアウト(くつろぐ)という意味と、チャイルドを使った造語。

「子どもたちや保護者が、ホッとくつろげる様な、自然と人が集まれる場所にしたいというメッセージが込められている」と話す中村氏の表情は、とても優しく穏やかでした。

 

全体を通して感じたことは、様々な人々の優しくて強い気持ち。

それを実現し行動するパワー。また、周りにはその気持ちに賛同し、支援する方の想い。

子ども達のような「GENKI」ではないけれど、たくさんの優しくて強く真っ直ぐな想いが詰まった空間だと感じました!

施設を後にする頃には、何だかすごく元気をもらって帰る私がいました!

 

まいぷれ編集部 外石

 

名称児童発達支援センター 元気キッズ チルズ
住所埼玉県朝霞市浜崎79-1
電話048-260-6312
HPhttps://www.genki-kids.net/chils.html

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。