朝霞・志木・新座・和光の手当・医療制度
事故が起きた時・病気になったときに知っておきたい知識をまとめます
子どもは好奇心のかたまり!!その好奇心が「あっ、あぶない!」につながることも多々あります。 「だめ、だめ!」ではなく、子どもの好奇心を満たしつつ、子どもをいかに事故から守るか、大人の腕の見せどころです。子どもが思う存分、好奇心を満たせるよう安全な環境づくりをしておきましょう。子どもの成長・発達にともなって、起こりやすい事故は変わってきます。
窒息事故
★敷布団はかためのものを選びましょう。
★タオルや掛け布団で赤ちゃんの顔を覆わないように気をつけましょう。
★添い寝をしながら授乳をしないようにしましょう。
★うつぶせ寝をさせないようにしましょう。
転落事故
★ベッドの柵は必ず上げておきましょう。
転落・転倒 (縁側・玄関・ベビーカー・階段など)
★ハイハイやつかまり立ち、つたい歩きなどができるようになるといろいろな事故が起こりやすくなります。子どもから目を離さないように気をつけましょう。
やけど・誤飲・ 中毒
★子どもの身の回りや手の届くところに誤飲ややけどにつながるようなものは置かないようにしましょう。
溺水(おぼれる)
★浅い水でも溺れる事があるため、浴槽の水を全て抜いておきましょう。
★お風呂のふたの上で遊んだりするので、お風呂場の扉には鍵をかけましょう。
転落事故
★ベランダに踏み台となるような物を置かないようにしましょう。
誤飲・中毒・交通事故
★危ないことをしたらきちんと叱り、規則とマナーを教えましょう。
★外出時、危険な場所では手をつなぐなど、子どもから目を離さないようにしましょう。
■参考文献:彩の国さいたま「こどもの救急ミニガイドブック」
●「救急です」と伝える。(火事ではない)
●名前、住所、目標となる建物、患者の年齢、症状をあわてずにゆっくり正確に伝える。
●指令担当員の問いかけに落ち着いて答えてください。
●救急車が到着するまでの指示を仰ぐ。家族が何人かいる場合は、誰か外に出て救急車を誘導する。
★緊急時ファックス:局番なしの119でつながります。
119番通報用用紙「緊急通報カード」は消防本部指令統括課にご請求ください。FAXで送付します。また、「緊急通報カード」は障がい者福祉課にも用意してあります。
★NET119緊急通報システム
スマートフォン、携帯電話のWEB機能を利用し、簡単なボタン操作で119番通報ができるシステムです。利用希望の方は、消防本部に申請が必要です。
詳細は埼玉県南西部消防本部のホームページをご覧ください。
問合せ:埼玉県南西部消防本部指令統括課 048-460-0123
埼玉県南西部消防本部指令統括課では、受診できる近隣の医療機関をご案内する病院案内を24時間行っています。火災・病院案内「048-461-8181」にダイヤルし、メッセージが流れましたら希望の番号を押すことにより病院名と電話番号がアナウンスされます。「119」は緊急回線ですので、上記の電話番号をご利用ください。
問合せ:埼玉県南西部消防本部指令統括課 048-460-0123 FAX:048-460-0125
★観察ポイント
1.顔色、意識、呼吸、脈拍を観察する。
2.「何を」「どのくらい」「いつ」飲んだのかをメモしておく。
■参考文献:彩の国 さいたま「こどもの救急ミニガイドブック」
誤飲や誤食の急性中毒について、その対処法がわからない場合は、財団法人日本中毒センター(中毒110番)に、ご相談ください。(通話料は利用者負担)
★電話番号
大阪中毒110番 072-727-2499 (365日・24時間対応)
つくば中毒110番 029-852-9999 (365日・9時~21時対応)
たばこ専用電話(テープによる情報提供) 072-726-9922 (365日・24時間対応)
■参考文献:彩の国 さいたま「こどもの救急ミニガイドブック」
赤ちゃんを縦抱きの状態で前後に強く激しく揺さぶることにより、脳が頭蓋骨の内側に何度もぶつかり、その結果重大な脳の損傷を引き起こしてしまう状態のことです。
赤ちゃんの脳の組織は未熟で柔らかく、ゼリーのような状態です。頭が重たくて首の筋肉が弱いので、揺さぶられたときに頭を自分の力で支えることができないため、強く激しく揺さぶられることで損傷を起こしやすいのです。
・泣いていた赤ちゃんが急に泣き止む
・傾眠傾向(すぐに眠ってしまう状態)
・機嫌が悪くなる
・嘔吐(ウイルス感染による嘔吐症と間違われやすいです)
・けいれん
・呼吸困難等
・意識障害(呼んでも応えない)
※最悪の場合、命を落としてしまうこともあります。
赤ちゃんはよく泣く時期があります。赤ちゃんが泣いたらミルクを与えたり、オムツを換えたりいろいろと対応をすると思います。それでも、泣き止まないときはあります。そのときは「こういう時期なんだ」と落ち着いて抱っこしてあげてください。赤ちゃんが泣き止まずイライラしてしまうことはあるかもしれませんが、「決して強く揺さぶらないでください。」
・深呼吸をしたり、柵付きのベビーベッドなど安全なところに赤ちゃんを仰向けに寝かせ、あなたは部屋を出て、赤ちゃんを一人で寝かせておきましょう。(5~10分ごとに呼吸状態を確認してください。)
・心を落ち着かせるために、親しい人に電話をかけましょう。
・赤ちゃんは具合が悪くて泣いているかもしれませんので、かかりつけの小児科に相談してみるのもよいでしょう。
どうしてもイライラが治まらないときや不安なときは、家族や友人に話すなど一人で抱え込まないでください。保健センターへのご相談もお待ちしています。
急病時 (発熱・下痢・嘔吐など)の家庭での対処法や受診の必要性について、相談員(看護師)が電話で相談に応じます。(一般的な育児相談は行いません。)
○埼玉県小児救急電話相談 #7119
24時間相談対応、年中無休
※ダイヤル回線、IP電話・PHS・都県境の地域でご利用の場合は、 048-824-4199にかけてください。なお、これまでどおり、#8000又は048-833-7911からも電話をかけられます。
診察可能な医療機関を案内します。(24時間受付)
○埼玉県救急医療情報センター 048-824-4199
○埼玉県南西部消防本部指令統括課 048-461-8181(テレホンガイド)
★救急病院のお医者さんは、日ごろからその子どもの様子をみているかかりつけ医とは違います。すぐに入院治療する必要があるか翌日まで様子をみてもいいかなど、一時的な判断をするのが役目です。翌日まで、様子をみてもいいと判断された場合は、応急処置を受けて、改めてかかりつけ医を受診しましょう。
○新座市休日歯科応急診療所(新座市保健センター内)
【受付時間】9:00~11:30 【診療日】祝日、1月3日、12月30・31日
※応急処置のみ可能です!
問合せ:保健センター
●「かかりつけ医」とは気軽に健康相談や、病気の相談にのってくれるお医者さんのことです。
●かかりつけ医は普段の子どもの様子をわかっていて、その子の病気や薬のことだけでなく、予防接種や育児の不安についても相談にのってくれます。
●必要なときには適切な病院やお医者さんを紹介してもらうこともできます。
●昼間、子どもの体調がおかしいなと思ったら、早めにかかりつけ医に診てもらいましょう。
●休日や夜間の救急病院はあくまで緊急事態に備えるためのものです。夜間の急な発熱やおう吐など緊急を要するとき以外は診療時間内に受診しましょう。
●広報にいざ、新座市ホームページ (http://www.city.niiza.lg.jp/)
●モバイルサイト (http://www.city.niiza.lg.jp/mobile/)
に載っています。
このカード(マーク)は一見障がいがあるとは分からない方等が、日常生活や災害時において周囲への理解や助けを求めるツールです。カードには、病気や助けてもらいたいこと等が書かれています。いざという時のために、御理解と御協力をお願いします。
(障がい者福祉課や危機管理課窓口等で配布しています。)
問合せ:障がい者福祉課・危機管理課
こちらのページは「にいざ子育て情報誌 平成31年度版」より作成しています。