地域の皆さん、いつもまいぷれをご覧いただきありがとうございます。
皆さんは、新座市で毎年行われている「トラベルライティングアワード」という取り組みをご存じですか?
「トラベルライティング」とは?
「トラベルライティング」とは、主に、機内誌等に掲載されている旅エッセイのことを指します。
元は立教大学観光学部の舛谷鋭教授のゼミにおいて、「トラベルライティング」の奨励を目的として、毎年「トラベルライティングアワード」を開催していました。
第10回を迎えた平成28年度から「学生奨励賞」を新設し、大学の正課科目である「トラベルライティング」を受講する学生が作成した作品について、トラベルライティングに係る有識者で組織される選考委員会によって選考した作品に賞を付与するといった取組が開始。
平成29年度、立教大学から新座市への提案を受け、新たに「新座賞」を設立。新座市をテーマとした作品を同大学学生に提出してもらい、196作品の中から優秀作品10点を選出し、「新座賞」を授与する取組をスタートしました。
そして平成30年度は、主催を
新座市産業観光協会に移したことに伴い、立教大学に加え、跡見学園女子大学及び十文字学園女子大学の市内3大学に通う学生に参加してもらい、計330点の作品の中から、9作品を新座賞に選出しています。
そして2019年(令和元年)12月、新座市役所において、トラベルライティングアワード新座賞2019表彰式が行われました。
市内3大学に通う学生が執筆した、計423作品の中から新座賞として10作品を発表!
最優秀賞1点、優秀賞2点が発表され表彰されました。
ページ下部には作品のPDFも添付しましたのでぜひご覧下さい。
表彰式では授与式の他、最優秀賞を獲得した、立教大学3年生 新井初音さんの「6年後、新座へふたたび。」の朗読も行われました。
朗読も素晴らしく、会場の雰囲気も一瞬に変わったのを覚えています。
この新井さんの作品。ぜひ読んでみて下さい。
読んでいると情景が目に浮かび、登場人物の表情まで見えるような錯覚になります。
そして「6年後はたして私は新座にいるのだろうか…。」という内容と、
「新座という土地の魅力を知り、より思い出深い場所にするためにも、残された時間のなかで私は何をしていくべきなのだろうか」という文章が今の大学生と地域の街との課題を象徴しているようで、そこに気付いた作者の気持ちを嬉しく感じると共に、たくさんの学生さん地域の方に読んでいただきたいな…そんな風に感じました。
毎年、行われている「トラベルライティングアワード」。
2020年も実施された時は、皆様もぜひ注目してみて下さい!!
新座市トラベルライティングアワード2019.pdf(6.5MByte)