腎不全になったのは、
娘の家族のです。とはいっても実はウサギです。

『ひなみちゃん』という名の10歳の、
超高齢のネザーランドワーフ種のウサギです。
(うさぎの平均寿命は種族にもよりますが平均5-7歳ほど)
通常時の体重は、1ｋｇという小ささです。

2023年うさぎ年まで元気にしていましたが、12月後半に急に調子が悪くなり、
検査の結果、腎不全とのことで、年を越せるかどうか…というくらい体調が悪化しました。
その体験記です。

10歳まで元気とはいっても、1度大きな手術をしています。
ひなみちゃんは５歳半の時、子宮がんになりました。
子宮と、転移予防のため卵巣を取る手術をしました。
うさぎは元々多産で、ひなみちゃんは１回も妊娠していません。
そうすると子宮がんになりやすいと獣医さんに言われました。
その後も、食生活に気をつけながら、
１０歳(人間の100歳だそうです)まで、若い時ほどぴょんぴょん動かなくなりましたが、
良く食べ、良いうんち(●←黒々、大きい丸です)をして元気に過ごしていました。

ところが、去年（2023年）の暮れの１２月２０日前後から、
うんちがゴマ粒ほどしか出ないようになってしまいました。
主食のえさ（乾燥したワラやペレット(固形のエサ)）も食べず、
水も飲まない、野菜のおやつは欲しがるけれど１口も食べられない。
ずっとお尻をこちらに向けて壁のほうを向いていました。
数日間、この状態が続きました。

それで動物病院に連れて行って診察を受け、レントゲンを撮ったところ
「胃の中にワラは溜まっているが、お腹は空っぽ」と獣医さんに言われました。
血液検査の結果により【腎不全】と診断されました。

数値は、
BＵＮ尿素窒素29.8、ＣＲＥＡクレアチニン3.25、ＴＰ総蛋白質7.9、
ＩＰリン5.3、Ｎａナトリウム149、Ｋカリウム5.1、
ＣＩクロール98、全て数値がかなり高いです。
【脱水、腎不全、慢性腎疾患の診断】でした。
体重も850ｇまで落ちていました。

獣医さんからは、
「年齢的に１０歳、人間で言うと100歳をゆうに超えており、
人間なら透析がありますが、点滴をうつしかない。
出来れば毎日点滴をしに来て欲しい。それがこの子の命につながるから」
と言われました。

次回、「腎不全の体験記　　その2」に続きます。