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まいぷれ編集部が行く!

~ありがとう大谷選手~ 大谷選手からの寄贈グローブを紹介する会

「~ありがとう大谷選手~ 大谷選手からの寄贈グローブを紹介する会」を取材してきました!

スーパースター大谷選手が送ったグローブ3つで子ども達が興奮!!

 

2024年1月30(火)、志木第二小学校体育館で行われた「~ありがとう大谷選手~ 大谷選手からの寄贈グローブを紹介する会」を取材してきました!

 

全国の小学校に寄贈された大谷翔平選手からのグローブ。

対応は様々だと思いますが、志木第二小学校では大谷選手のメッセージの通り、どんどん使おうね!
という方針だと伺いました。

 

まさかグローブ寄贈の取材で感動するとは自分でも思いませんでした。

当日の模様をお伝えします。

大谷翔平選手からのメッセージ

 

まず大谷翔平選手から添えられていたメッセージの紹介がありました。

とても素敵なメッセージでしたのでここに記しておきます。

 


 

学校関係者各位

 

貴校ますますご清栄の事とお慶び申し上げます。

ロサンジェルス・エンゼルス・オブ・アナハイムのメジャーリーガー、大谷翔平です。
この手紙は、このたび私が学校に通う子供たちが野球に興味を持ってもらうために立ち上げたプログラムをご紹介するためのものです。

この3つの野球グローブは学校への 寄付となります。
それ以上に私はこのグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。

それは、野球こそが、私が充実した人生を送る機会を与えてくれたスポーツだからです。

 

このグローブを学校でお互いに共有し、野球を楽しんでもらうために、私からのこの個人的なメッセージを学校の生徒たちに伝えていただければ幸いです。

この機会に、グローブの寄贈をさせていただけることに感謝いたします。
貴校の益々のご発展をお祈り申し 上げます。

 

野球しようぜ。

大谷翔平

 


なんて素敵なメッセージなんだろう。そんな風に感じながら聞いていました。

自身の影響力もわかっていつつ、純粋に野球の人口が減ってきていて、もっと自分が育ててもらったベースボール(野球)に恩返しがしたい。そして自分と同じように野球を通じて充実した人生を一人でも多くの子ども達に経験して欲しい。そんな想いが伝わってきました。

全然会ったこともないのに、まるで隣にいつもいたお兄さんのように寄り添ったコメントをくれる大谷翔平選手。

子ども達の心にはどのように伝わったのか…とても気になる所ではありました。

そしてこのような発表会を開催して大谷翔平選手からのメッセージをちゃんと伝えよう。そんな風に考え実施した志木第二小学校の先生方の気持ちがとても温かく感じ。なんだかジーンときました。

グローブにはじめて手を通すのは子ども達!

 

そしていよいよ、はじめてグローブに手を通す子どもを決めます。

志木第二小学校では抽選会で決定しました。

絶対にグローブに手を通すのは子ども達・そんな気持ちをしっかり守り、今日の日を迎えたそうです。

校長先生のコメントもとても感動しましたのでご紹介します。

 

校長先生より

大谷選手は子ども達に使ってもらいたい。そう思ってこれを学校に寄付してくれました。

なので飾っておくつもりはありません。今日抽選会で一番最初にこれに手を突っ込む人。先生たちにもちょっと我慢してって言ってたんですね。

先生たちの所には、このグローブはもうちょっと前に来てました。でもちょっと見て写真を撮るぐらいにしてもらいました。最初に手を入れるのはやっぱり子ども達だよね。っていう先生達のみんなを思う気持ち。

それが本当に嬉しかったです。なので、今日は抽選会をして最初にこれをはめる人3人ですが、決めたいと思います。

 

 

先生方も絶対に手を通したかったはずですよね。そんな中、子ども達の夢を壊したくない…そんな想いが先生方の中で一致して今日の日を迎えているんだと感じました。

 

 

 

抽選会は大盛り上がり! 歓声があがる抽選会 

 

写真にもありますがクラスや学年、出席番号などを円グラフにして公開で平等に抽選会が行われました。

抽選会では誰が当たるかどうか…という時に歓声が上がり、自分のクラスの子が当たると他の子たちがガッツポーズを取るほど、友達を称えるシーンがあり、大谷選手が寄贈したグローブ3つが、これほどまでに熱狂させ、そして、取り合いになる事もなく、むしろ友達に「おめでとう」と言える姿をみて、なぜでしょう…涙が出てきました。自分でびっくりしました。感動しました。

 

会ったこともない大谷選手から受け取ったグローブ3つで先生方の優しさ・思いやりを受け取り、そして憧れの大谷翔平選手のグローブをみんな絶対に自分が選ばれたいと思っているはずなのに、友達を称えている…。

なんだか優しさの連鎖が体育館に広がり、とても良い会だな…日本の子ども達、先生方凄いな…そんな風に感じたからこそ涙が出ました。

 

壇上では選ばれた3人の子ども達が軽くキャッチボールをしてグローブを披露しました。

感想を聞かれて「硬かった」と答えていたのが小学生らしく可愛い場面ではありましたが、とても笑顔で嬉しそうな姿が印象的でした。

 

志木第二小学校では各クラスに廻し、全員が手に取った後は自由にボロボロになるまで使っていいよ、という方針のようです。

これは大谷翔平選手の想いの通りであり、とても素敵なことだと思います。

 

考え方は様々ですので飾る学校もあるかもしれません。

でも志木第二小学校は大谷翔平選手の言葉を忠実に守り、グローブが壊れるまで使わせるそうです。

このグローブがボロボロになった時に、もしかしたら大谷翔平選手と対戦する子どもが出てくるかもしれないですね!

 

どんな形でも良い。夢を見て成長して欲しい。先生方の想いは一つでした。

そして大谷翔平選手からのメッセージは子ども達に絶対に伝わったと思います。

私にも伝わりました。

 

野球やろうぜ!

取材場所志木第二小学校
日付2024年1月30日(火)

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。