まいぷれ編集部が行く！

卒業おめでとう！　一生の思い出になる「卒業証書フォトスポット贈呈式」に行ってきました。

卒業生に一生の思い出になる卒業証書フォトスポットを新座市商工会青年部がプレゼント！　「卒業証書フォトスポット贈呈式」に行ってきました。

2021年3月22日。新型コロナウィルスの影響により1都3県に緊急事態宣言が発令されていましたが、ようやく解除になった日。そんな日に素敵な贈呈式があると聞き、取材に行ってきました。

今年の小学校、中学校の卒業生の皆さんは、運動会が中止になった所があったり、卒業旅行が中止になった所がありました。新座市立石神小学校の生徒の皆さんも同じように卒業旅行が中止になってしまいました。

みんなで宿泊した時に枕投げをした思い出がありますが、そんな思い出も作れなかったのだと思うと可哀そうな気持ちになるまいぷれ編集部。そんな気持ちを「少しでも前向きに、笑顔にしたい」。そんな想いを胸に新座市商工会青年部の皆さんが立ち上がりました。

それが新座市内の小学校（17校）、中学校（6校）に等身大の卒業証書パネルを提供して、各学校で設置をしていただき、記念撮影に活用していただくという企画。

様々なイベント・行事が中止にはなりましたが、最後の卒業式という門出に花を添えることで、たくさんの笑顔や思い出を残して欲しい。そしてそれが子供たちの明るい未来に繋がることを願いたい。という想いが込められています。

素晴らしい企画ですね！

大人が我慢してきたように、子供たちも我慢をたくさんしてきたのではないでしょうか。

そんな中、大人から子供へのプレゼント。きっと心に思いやりを刻んでくれたのではないかと思います。

では新座市立石神小学校で行われた「卒業証書フォトスポット贈呈式」の取材した模様をお伝えします。

卒業証書フォトスポット贈呈式

新座市商工会青年部　並木大介部長より挨拶

並木傑市長より挨拶

新座市商工会青年部　並木部長より

まずは、第42代新座市商工会青年部の並木大介部長から挨拶。「今年、コロナ禍の中、子供たちみんなも我慢してくれたと思います。そんな皆さんに新座市商工会青年部から心を込めてプレゼントします。卒業式にぜひ記念撮影をして笑顔になってもらいたいと思います。子供たち皆さんの笑顔は物凄い力を持っています。私たちも皆さんの笑顔を見て、勇気や頑張ろうと思える、物凄い力です。物凄い力を持った笑顔で中学校に行ってもらいたいと思います。」と熱くコメント。子供たちに想いを伝えました。

並木傑新座市長より挨拶

並木傑新座市長も卒業生に笑顔を届けたい想いで、贈呈式に駆けつけました。

「新座市では全てのイベントが中止になりました。産業フェスティバルという大きなイベントも中止になりました。そして実は3月14日に「にいざっこフェス」という新座市役所の広場を使ってイベントを開催する予定でした。これも中止になりました。そんな中、何か子供たちに出来ないかと考えに考え抜いて、新座市商工会青年部の皆さんに、新座市内の小学校（17校）、中学校（6校）にパネルを作っていただきました。総額100万円！

物凄い寄附をしていただきました。これは本当に素晴らしいパネルでして、令和3年を4年、5年を変えていけばずっと卒業生に喜んでいただけるパネルです。素晴らしい事業を実施していただけました。」と並木市長も感謝の気持ちをお伝えしました。

新座市教育委員会金子廣志教育長より挨拶

「修学旅行も運動会も出来なかった中で、立派なフォトスポットをいただけたこと。心より感謝申し上げます。6年生にとって、何をするにしても制約のある中で活動せざるを得なかった大変な1年だったと思います。ただ今年の1年間は生涯忘れられない年になると思います。そんな中、石神小学校は給食甲子園で準優勝するという素晴らしい実績を残しました。6年生の皆さんにとってもこの年を忘れないでしっかりと人生を歩んでいって欲しいと思います。この卒業証書パネルでたくさん記念撮影をしていただいてまた活動の基盤にしていただきたいと思います。商工会青年部の皆さん、本当にありがとうございました。」とコメント。

皆さんのコメントを聞いているだけで胸が熱くなる贈呈式。コロナ禍で大変な我慢を強いられ、たくさんの思い出を失いましたが、子供たちはその代わりにたくさんの「思いやり」をプレゼントしてもらえたのではないでしょうか。